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目次
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Author:サブとユミ
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From サブ&ユミ
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「窓の月」 第一章 偶然の出会い
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第一章 偶然の出会い

サンドイッチをほおばるサチを眺めながら、サブはの彼女との出会いを思い出していた。
渋谷道玄坂の居酒屋。3ヶ月前の5月のある日。深夜1時を過ぎ、終電はすでに終わってしまっていた。 サブは取引先との打ち合わせを居酒屋で終え、中目黒の仕事場兼宿舎のマンションに帰るため、109の前でタクシーを拾おうとしていた。
「いいじゃないか よお! カッコつけなくても。 みんなそれぞれシケこんだんだよ〜 俺たちもいこうぜ!」 酔っ払った若い男の声が背後で響いた。 「お願い、助けて・・・」 ひとりの女がそんな一言をサブに投げかけて、背中に回りこんだ。 振り向いたサブの目の前に、酒臭い男の顔が飛び込んできた。 自然に体を開いて男の腕を払い、肩口を突き放した。男はあっけなく歩道に転がった。
厄介なことに巻き込まれそうだ・・・とうんざりした気分になっているところに、タクシーが滑り込んできた。とっさに、女を奥に押し込み、タクシーに乗り込み、「中目黒。。。」と行き先を告げ、ほっと一息入れた。 「お客さん、厄介にならなくて良かったね」 交差点の向こうで信号待ちをしていた運転手は事態を見ていたらしい。 「ほんとうだよ、年甲斐もなく大太刀周りするとことだったよ」 と応じながら、隣の女を見た。 顔を伏せうずくまったままで応答がない。
「もう大丈夫だよ・・・どこで降ろせばいいのかな?」 よく見ると小刻みに体を震わせている。 少し体を揺すってみるが満足な応答をしてはこない。 さて、どうしたものか・・・と思案をするまもなくタクシーは自宅マンションの前まで着いてしまった。 「ねえ、運転手さん、この子どこかの交番にでも連れて行ったやってもらえない??」 「なにいってんですか、人助けは最後までやんなくちゃ、お客さん、そんな若い子助けるのって男冥利でしょ」などど取り合ってくれない。
近所の住人に見られたら、どんな噂を立てられるか知れたものではない。 ともかく、意識朦朧の女をかかえ、自室に運び込みソファーに横たえた。 サブは自分の上着を脱ぎ、顔を洗って部屋に戻った。そこで、はじめて女の横たわる姿をまじまじと見つめた。 小柄だが、ビジネススーツのスカートからはしなやかな形のいい脚が伸びている。 女がかすかな声をあげて、寝返りを打とうとした。 欲望が突き上げてくるのを抑えられなかった。
女の上着を剥いだ、スカート脱がせた。ブラウスの前をはだけ、ブラジャーをずらして、手のひらで乳房を揉んだ。 しかし、何故かサブの男は突如萎えた。 掌に伝わる乳房の感触がひどく青いものだったからかもしれない。
その夜、サブは女をソファに寝かせたまま、期限の迫っている企画書を仕上げ、明け方6時過ぎにベッドに入った。 彼が眠りにつくまで、女は時折寝返りを打ったが目覚めることはなかった。 途中、毛布をかけてやった。 22〜23才だろうか・・・ショートカットの華奢な娘だった。 ・ ・ ・ 昼前に目が醒めると、ソファには誰もいなかった。 ただ、テーブルにメモが残されていた。 連絡先などは何もなくサブの心には少しの落胆が残った。
「ご迷惑をおかけしました。ありがとうございました」 大澤由美子
「ちょっともったいないことをしたかな・・・」と、淡い悔いが手のひらに残る由美子の乳房の感覚とともに湧き上がった。 単身赴任の男に「天使のいたずら」かな・・・そんな思いがよぎった。
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